エアー自動制御システム UNITE

圧縮機設備全体の高効率な運用を目指し、適切な圧縮機設備機種選定からユーザ様における最適運用にフレキシブルに対応できるトータル支援システムです。

装置概要

画面表示例

大型タッチパネルを使用し、視認性、操作性に優れます。

稼働データ収集機能

SDカードに機器稼働状態を記録し、CSVデータにて取出しが可能です。
定期的にデータ分析することで、導入後も更なる改善活動が可能となります。

周辺機器取合い

圧縮機のみならず、補機（除湿機、冷却水設備、換気設備、監視装置等）との取合いも可能となっております。

圧縮機メーカー各社接続対応

圧縮機メーカー各社の制御対応可能ですので、お気軽にご相談下さい。

＜制御実績メーカー＞
ＩＨＩ、アトラスコプコ、ケーザー、コベルコ・コンプレッサ、日立産機システム、北越工業、三井精機工業（50音順）

主な機能

エアー自動制御システム 構成例

制御台数

• 標準最大　16台までの圧縮機を制御可能　（オプションにて更に追加可能）
• その他補機に関しても連動制御可能

制御Gr

• 標準３Gr　（オプションにて更に対応可）
  異容量（大小）・異機種（レシプロ、スクリュー、INVスクリュー、ターボ）の圧縮機に対応
  常時最適な運用になる様に制御可能です。

制御圧力設定

• 制御圧力設定は最小「1KPa」単位で設定可能。きめ細かい制御が可能です。
• 単位についてはオプションで「MPa」表記も可能です。

制御機能

• 初期充気機能
  初期運転時に設定台数にて充気し無駄な運転を防止します。
• 微分制御
  急激な圧力変化に対し予測制御を実施します。
• 積分制御
  圧力停滞時の無駄運転に対し予測制御を実施します。
• 管末圧力補正制御
  管末の圧力値を入力する事で必要最低限の送気圧力となる様に送気目標圧力を自動低減します。
  管末の圧力値を入力に関しては圧力センサーの追加が必要となりますが、既存で管末圧力信号を監視されている場合監視システムとの連携にて代替できます。
• スケジュール機能
  標準で自動制御ON／OFF、圧力低位、強制起動の3つのスケジュールを搭載しています。
• 圧縮機保護機能
• その他オプション機能
  ターボ圧縮機IGV制御、過去使用量データからの最適発停順補正制御（異容量時）

遠隔監視

• 別途ソフトウェア導入および通信ケーブル敷設にて遠隔監視が可能となります。
• リモート接続サービスを使用したソフトウェアリモートメンテナンスサービス（開発中）

その他拡張性

• エアー流量および電力値取込による機器効率（原単位）監視表示
• Modbus通信による機器詳細状態見える化（IｏT）
• 上位・他システム連携による需要予測や運転組み合わせ最適化（開発中）